虫歯 歯ブラシ7選!歯科衛生士推薦の効果抜群アイテム

虫歯 歯ブラシの選び方:基本ポイント

虫歯予防にとって、歯ブラシ選びはとても重要です。間違った歯ブラシを使うと、せっかくの歯磨きが効果的にならず、虫歯の原因となるプラーク(歯垢)が取りきれないこともあります。そこで、虫歯予防に適した歯ブラシを選ぶポイントを以下にまとめました。

  • 毛の硬さ:歯ブラシの柔らかさは普通か柔らかめを選ぶようにしましょう。硬すぎる歯ブラシは扱いが難しく、歯茎の近くを磨くときに歯面によくフィットしない場合があります。それが磨き残しになり、虫歯の原因になります。
  • ヘッドの大きさ:ヘッドは小さなものを選ぶようにしましょう。小さなヘッドは口の奥まで届きやすく、奥歯の隅々まできちんと磨けます。特に、子どもや口が小さい方には小さめのヘッドが適しています。
  • 歯ブラシの毛の種類:自分に合った毛の形状を選ぶようにしましょう。 歯ブラシの毛の種類は大きく分けて、毛先丸くなっているラウンド毛と、毛先が細くなっているテーパー毛2つあります。 それぞれメリットとデメリットがありますので、自分に合わせて選びましょう。 もしどちらがいいか悩む場合は、掛かりつけの歯科医院でどのタイプがいいか聞いてみましょう。
ラウンド毛
一般的な歯ブラシの毛
スタンダードな歯ブラシ毛の形状で、全体的効率的に磨きい方におすすめ
テーパー毛
毛先が細くなっているタイプ
歯茎の溝に入り込み、歯垢を掻き出すのが得意
ラウンド毛に比べると、全体的な歯垢を落とすスピードは劣る

これらのポイントを考慮して、自分に合った歯ブラシを見つけましょう。正しい歯ブラシを選ぶことで、毎日の歯磨きがより効果的になります。

虫歯 歯ブラシ7選!おすすめアイテム

ここでは、歯科衛生士が推薦する虫歯予防に効果的な歯ブラシを7つご紹介します。それぞれの歯ブラシには特長があり、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

1.ルシェロ 歯ブラシ B-20 ピセラ
こちらはヘッドの先端に尖った形状の、ブラシがついているのが特徴です。 この先端で、奥歯の裏の部分や歯並びが重なている部分などを効率的に磨くことが可能です。 またこちらのタイプはフラット毛でデザインされており、全体的に効率的に磨きたい方にお勧めです。

2.ルシェロ 歯ブラシ P-20 ピセラ
先ほどおすすめしたるルシェロと形状は同じですが、テーパー毛が加わった設計がされています。そのため歯肉の中まで毛が入り込み、汚れを書き出すことが可能です。歯茎の近くをよく磨きたい方にお勧めです。

3.タフト24
こちらはスタンダードな平切りタイプの歯ブラシ。歯ブラシの毛が長持ちすることが特徴で、またブラシの柔らかさの種類も多いのが特徴です。 力が入りすぎてしまう人、歯ブラシの毛を長持ちさせたい人におすすめです。

4.ソニッケアー
ソニッケアーは歯科医院でも取り扱っている音波ブラシです。音波の振動や回転により汚れをしっかり落とす音波歯ブラシは、磨き残しが少なく、短時間で効率よく歯を磨けます。使用後は手磨きとはくらべものにならないほど、歯面がツルツルになります。 全体的に磨き残しが多い人、手が不自由な方にお勧めです。

5.デントEX スリムヘッドⅡ
こちらは一般的な歯ブラシよりも、ヘッドが細く上の奥歯の外側など、磨きにくい箇所に届きやすい設計となっております。歯と頬とのスペースが狭く、歯ブラシを入れ込みにくい人におすすめです。

6.クラプロックス CSスマート 
こちらの歯ブラシは、毛が密に集まっているのが特徴です。この密に詰まったブラシで、効率的に歯垢を落とすことが可能です。こちらはスタンダードなタイプですと少し大きいので、スマートタイプをお勧めします。

7.タフトブラシ こちらは部分磨き用の歯ブラシです。磨きにくい親知らずや、矯正装置の周りなどに適しています。

これらのアイテムは、歯科衛生士の視点から選ばれており、虫歯予防に最適なものばかりです。自分にぴったりな歯ブラシを見つけて、日々の歯磨きをもっと効果的にしましょう。

効果的な歯磨きの方法と頻度

虫歯を予防するためには、正しい方法で歯を磨くことが欠かせません。歯ブラシを選んだ後も、使い方が適切でなければ十分な効果は得られません。では、どのように磨けばよいのでしょうか?

  1. 歯を一本ずつ磨く意識 ただ歯ブラシを動かすだけでなく、一本一本丁寧に磨くことが大切です。特に奥歯や歯と歯の間は汚れが残りやすいため、時間をかけて磨きましょう。
  2. 磨く時間 1回の歯磨きは、少なくとも2分以上かけることが推奨されます。短すぎると汚れが残ってしまい、虫歯の原因になります。
  3. 1日2回以上磨く 朝と夜、少なくとも2回歯を磨く習慣をつけましょう。夜は特に寝る前に磨くことが大切で、寝ている間に菌が増えるのを防ぎます。
  4. 歯ブラシは頻繁に変える 毛に張りがなくなった歯ブラシは、汚れを落とす力が弱くなります。そのため、歯ブラシは頻繁に交換するようにしましょう。一般的な歯ブラシであれば、一か月ほどで交換をお勧めしております。 その歯ブラシによって、期間はまちまちですので、説明書等を参考になさってください。

このようなポイントを守って歯を磨くことで、虫歯予防の効果が格段にアップします。

歯ブラシだけじゃない!虫歯予防アイテム

歯ブラシだけでなく、他のアイテムを併用することで、虫歯予防はさらに効果的になります。ここでは、歯ブラシと一緒に使えるおすすめのアイテムを紹介します。

  1. 歯間ブラシやデンタルフロス 歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間の汚れを取るためには、歯間ブラシやフロスが役立ちます。これらを併用することで、プラークをしっかり取り除けます。
  2. フッ素入り歯磨き粉 フッ素は虫歯を防ぐ成分として知られており、歯の再石灰化を助けます。フッ素入りの歯磨き粉を使うことで、より高い虫歯予防効果が期待できます。
  3. マウスウォッシュ 歯磨き後に口をゆすぐことで、口の中に残った菌をさらに除去します。特に、歯磨き後に使うと効果が高まります。

これらのアイテムを使うことで、日常の歯磨きが虫歯予防により効果的なものとなるでしょう。

まとめ

今回は歯科衛生士の私がおすすめする、歯ブラシのご紹介の記事でした。

上記でご紹介した点も大事ですが、かかりつけの歯科医院で定期的に磨き残しのチェックを受けるのことも大切です。

ぜひ定期健診に行って、使っている歯ブラシが自分にあっているか確認してみてくださいね!