はじめに
「フロスと歯ブラシどちらを先の方がいいですか?」
「フロスは歯ブラシする度に毎回したほうがいいですか?」
この質問は実際にクリニックでよく聞かれる質問です。このページでは実際に私が患者様する回答を、根拠としているソースとともにご説明します!
この記事はこんな人に役立ちます!
・なるべく効率よく歯をきれいにしたい人
・自分のフロスの仕方があっているのか知りたい人
・フロスをどれぐらいの頻度ですればいいかわからない人
フロスと歯磨きの基本的な順番
結論:フロス⇨歯ブラシの順番で使いましょう
フロスを歯磨きの前に使うことがおすすめです。理由は2つあります。一つ目はフロスを先にする方が、歯と歯の間の思考除去率高くなるから。もう一つは、歯磨き粉のフッ素の定着が格段に向上するというのが理由です。
フロスを先にした方がいい理由
①歯間部のプラークの除去効果が高まる
②フッ素の定着を向上させることができる
出典:https://aap.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/JPER.17-0149
フロスをすべきタイミングは?(頻度は?)
結論:一日一回寝る前の歯ブラシの時に使いましょう
フロスをするべきタイミングは寝る前の歯ブラシ前がおすすめです。
もちろん毎食後や歯ブラシの度にフロスができれば理想ですが、なかなか難しい方が多いのではないでしょうか?一日に一回、しっかり歯を清掃できればほとんどの方には十分です。
寝る前にフロス→歯ブラシの順番でしっかり磨きましょう。
フロスの正しい使い方
フロスの基本的な使い方
フロスを正しく使う方法を紹介します。以下のステップに従って、効果的にフロスを使用しましょう。
- 適切な長さを取る: 約40センチメートルのフロスを取り、両手の中指に巻きます。
- 歯間に入れる: フロスを歯と歯の間に優しく滑らせます。
- 上下に動かす: 歯に沿って上下に動かし、汚れを取り除きます。
- 新しい部分を使う: 次の歯間に移る前に、フロスの新しい部分を使います。
フロスの効果を高める方法
フロスを正しく使う
フロスの使い方は正しい使い方がまだまだ広まっていないように感じます。正しい使い方で効果的に、お口の中を綺麗にしましょう。
ポイントは①長めにフロスを切ること②歯面をフロスでしっかり擦ることです
使いやすいフロスを選ぶ
様々なメーカーからフロスが販売されているため、どのフロスを使えばいいか悩みますよね。そんな時に患者様におすすめするのが以下のフロスです。
指に巻くタイプ
ホルダータイプ
まとめ
・フロスと歯磨きの順番については、「フロス→歯磨き」の順番が効果的
・フロスをするタイミングは「夜寝るの前の歯磨きの前」
また、自分に合った器具や、方法を見つけることも大切です。歯医者さんで定期健診を行い、自分にあった清掃方法を教えてもらいましょう。