ストレスがたまると、知らないうちに虫歯になりやすくなることがあります。
なぜなら、ストレスが体にさまざまな悪い影響を与えるからです。
つまり、ストレスと虫歯は無関係ではなく、深くつながっています。
この記事では、その理由や対策について、わかりやすくご紹介いたします。

この記事はこんな方の役に立ちます
・虫歯とストレスの関係が知りたい方
・最近、虫歯が増えた気がする方
ストレスと虫歯のつながりとは
ストレスを感じると、虫歯になりやすくなることがあると言われています。
なぜなら、ストレスがたまると心だけでなく、体にもいろいろな変化が起こるからです。
たとえば、
- だ液が出にくくなる
- 歯みがきがおろそかになる
- 甘いお菓子をたくさん食べたくなる
こういった変化が、虫歯を引き起こすきっかけになります。
つまり、ストレスは気づかないうちに虫歯の原因になっているのです。
虫歯を防ぐには、心の健康も大切にする必要があります。
だ液が減ってしまう
だ液は、歯を守るための大切な味方です。
ところが、ストレスを感じると、このだ液の量が少なくなってしまいます。
だ液には、
- 食べかすを洗い流す
- ばい菌の動きをおさえる
- お口の中の酸を中和する
といった働きがあります。これが減ってしまうと、虫歯ができやすくなるのです。
ストレスを減らすことで、だ液の量もふえてきます。
水をよく飲んだり、よくかんで食べたりするのも、だ液をふやすコツです。
歯みがきが手ぬきになる
ストレスがたまると、何をするのもおっくうになりますよね。
そのため、歯みがきもつい雑になってしまうことがあります。
たとえば、
- 短い時間でみがいてしまう
- 歯ブラシをかるく当てて終わりにする
- 夜は疲れて、みがかずに寝てしまう
このようなことが重なると、口の中にばい菌が残り、虫歯ができやすくなります。
つまり、ストレスが原因で歯みがきの質が下がってしまうのです。
疲れている日こそ、「がんばったごほうび」として、ていねいな歯みがきを心がけましょう。
また、電動歯ブラシなどに頼るのもおすすめです。
甘いものが食べたくなる
ストレス発散方法として、甘いものを食べる方もいらっしゃいますよね。 甘いものは虫歯菌の餌となるため、甘いもを常に食べないように注意が必要です。
甘いものを食べるときは以下に注意をしてください。
- だらだら食べない
- キシリトールのガムなどで代用する
- あまりものを食べたら、念入りに歯ブラシをする
何か口寂しいと感じるときは、キシリトール入りのガムなどを代わりに食べるのもおすすめです!
まとめ
ストレスと虫歯は、一見別の問題に見えますが、実は深くつながっています。
ストレスが続くと、体の調子だけでなく、歯やお口の中にも悪い影響が出てしまうのです。
好きな音楽を聴くや、散歩など、健康的なストレス発散方法を見つけてお口の健康を守っていきましょう!