この記事はこんな方のためにお役に立ちます!
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「20代でも歯周病になるか心配な人」
「若いのに歯周病と診断されてしまった人」
「口の中に違和感があり、歯周病ではないかと心配なひと」
歯科衛生士の私が、クリニックで患者さんに説明するようにわかりやすく説明します!
20代でも歯周病になるの?
結論:20代でも歯周病になる
歯周病と聞くと、年をとった人がかかる病気のイメージがあると思います。
しかし、20代の若い人たちの中にも、歯周病にかかっている人は多くいらっしゃいます。
細かく言うと20代の方の場合、歯周病の前の段階の歯肉炎の状態の方が多いです。
歯肉炎と歯周病の違いとは
歯茎だけに炎症がある状態か、それとも歯の周りの骨が溶け始めている状態かの違いです。
そもそも歯周病とはなに?
歯周病とは細菌感染によって引き起こされる病気です。
歯周病菌がお口の中で、毒素を出すことにより、炎症を生じる病気です。
結果として、歯を支えている骨が溶けてしまいます。
歯周病の症状とは?
20代の方によくある歯周病の症状
20代の方によくある歯周病の症状は以下のようなものがあげられます。
・歯茎の腫れ
・歯茎からの出血
・口臭
・歯ブラシをした時の歯茎の痛み
歯周病が進行してきた時の症状
・歯がぐらぐら揺れてくる
・歯茎から膿がでる
・歯並びの変化
などが挙げられます。
歯周病の予防と対策
・プロフェッショナルケア
具体的には歯科医院での健診、クリーニングを受けることをお勧めします。
健診で歯周病の状況の把握、クリーニングで自分では取り除けない汚れを除去することで歯周病菌が活動しにくい環境を作ります。
・セルフケア
おうちでのブラッシングで、最近の塊である歯垢を除去することがとても大切です。
また、歯周病は歯と歯の間から進行しやすいため、歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシなどの清掃補助器具も使うようにしましょう。
・生活習慣の改善
歯周病は糖尿病や喫煙などと深く関係があることが知られています。
生活習慣を整え、歯周病が進行しにくい体づくりをしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
20代から歯周病の進行は始まっており、適切なケアをすることが大切です。
50代になって「歯のケアをしておけばよかった…」と言われる患者様は多くいます。
そうならないためにも、若いうちからしっかりとケアをしていきましょう!