歯周病はうつるの?感染予防の対策。

歯周病はうつると聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
お子さんにうつしてしまのではないか?
また、パートナーからうつされてしまうのではないか?
と心配になりますよね!

歯科衛生士の私が、クリニックで患者さんに説明するようにわかりやすく説明します!

この記事はこんな方のためにお役に立ちます!
「歯周病はうつるか心配な人」
「歯周病を子供にうつしてしまうか心配な人」
「歯周病を他の人からうつされてしまうのか心配な人」

歯周病はうつるの?

 結論:うつる。でも、定着(発症)するかは別。

歯周病は他の方からうつることが知られています。
生まれたばかりの子供の口腔内には、歯周病菌が存在せず、成長の過程で唾液を介して感染すると言われています。
しかし、その菌がお口の中に定着するかはまた別の話です。
免疫が強い場合、歯周病菌が定着せず、発症しない場合もあります。

 「そもそも歯周病って何なの?」という方はこちらをご覧ください。

どうやってうつるの?

親子間やパートナー間でうつる


歯周病菌は身の回りの人(家族やパートナー)から唾液を介してうつると言われています。

うつさないためにはどうすればいいの?

  • 食器やお箸などは共有しない、回し飲みをしない
    歯周病菌は唾液を介してうつります。共有の食器などを通して、お子さんの口に菌を入れないようにしましょう。
  • セルフケアや歯科に定期的に通う
    お口の中の状態を整えて、菌の数を減らしましょう。

定着させないために

  • セルフケアの徹底
    お口の中に菌の住みやすい環境を作らないようにしましょう。
  • 歯周病になりやすい生活習慣を見直す
    喫煙、糖尿病は歯周病のリスクを高めると言われています。生活習慣を見直し、免疫を整えましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

唾液を通しての感染ということで、日常的に注意していきたいですね!
感染しない、させないように回し食べなどに注意することはもちろん、発症しないように生活習慣の見直しも気をつけていきたいですね!