歯周病と歯槽膿漏はどう違うの?

CMや歯医者でよく聞く「歯周病」や「歯槽膿漏」。なんとなく同じもののような気がするけど、どう違うのかな?と感じたことはありませんか?

なかなかこう言った質問は歯医者さんや歯科衛生士さんに聞きにくいですよね!

この記事では歯周病と歯槽膿漏の違いについて、わかりやすく解説していきます。

結論:歯周病と歯槽膿漏は同じもの

結論から言ってしまうと、歯周病と歯槽膿漏は同じものです。

歯周病は、何段階かに分けられ軽度から重度まで何段階かに分類されます。

歯槽膿漏はその中で、重症の歯周病を指す名前です。

現場にいるとあまり若い人からは「歯槽膿漏」という言葉が出てこないので、歯周病の昔の言い方という印象もあります!

歯周病(歯槽膿漏)の分類について

歯周病は大きく分けて以下のような、分類になっています。

歯肉炎

炎症が歯茎のみに限定している状態。(骨は溶けていないということ)

歯周炎

炎症が歯の周りの骨まで及んでいる状態。骨の喪失量によって軽度・中度・重度と分類されます。

※歯槽膿漏はこの「歯周炎」の重い状態を指す言葉です。

まとめ

「歯槽膿漏」は歯周病と同じ言葉だということがおわかりいただけたでしょうか?

歯周病は症状がなくなかなか自分では気がつきにくい疾患ではありますが、口臭や出血など自分でチェックできる項目もいくつか挙げれられます。

以下の記事でセルフチェックの方法を紹介していますので、チェックしてみてください。